「柚子の間」の夢をお届けします。
こんばんは、卯月です。
さてさて、今日はわたしがこの前見た夢の話でもしましょうかね。
夢ってあれですよ。夜眠っている間に見る方の。
わたし、しょっちゅう夢を見るんだよね〜
……本当は人は毎夜夢を見ている。問題はそれを朝覚えているか、という説もあるね。
奇妙すぎる幻想世界
前の記事でも一回夢について話したことがあるのですが。
卯月の夢っていうのは、毎度毎度、自分でも驚くほどの奇妙すぎる幻想世界なんです。
なんか、着想がおかしいんですよね。笑
↓前の記事ってこれのこと
今から、実際に卯月が見た夢のイメージをシンプルに書きおこしてみますね。
ちょっと和風な世界観を想像しながら読んでみてください。
そのような雰囲気の夢だったので。
ちょっと不気味な感じかもしれないから気をつけてね〜
……不気味なんだ。
「柚子の間」の物語
さて。
ここは不思議な雰囲気の漂う小さな広間。
その広間を取り囲むようにして、目の前には6つの扉が用意されていました。
わたしは、今からそのどれかに進む必要があります。
その扉はそれぞれ、とある部屋に繋がっているようで、扉の上には「◯◯の間」という表札が出ています。
確か、5番目が「闇の間」6番目が「柚子の間」。
卯月は一体どの道に進もうか悩みますが、6番目の「柚子の間」に続く扉に進むことにしました。
扉を開くと、目の前にはずっと廊下が続いていました。
細い廊下には、魔法道具のような物がぶら下がっていたり、意味ありげな瞳が描かれた紙が貼られたり。見るからに怪しい雰囲気。
選んでしまったからには進むしかないので、しばらく廊下を進み続けると、ようやく右手に「柚子の間」に繋がる障子を見つけました。
卯月は障子の先のその部屋をのぞいてみます。
そこは、薄暗い20畳ほどの部屋で、中には十二単のような着物を着ている色白の女の子が、ぽつん、と独りで座っていました。
夢の中なので、卯月には会ったことのないその女の子のことがわかります。
彼女は「柚姫」という、柚子の間のお姫さまでありました。
卯月が勇気を出してその部屋に足を踏み入れると、それに気付いた柚姫は立ち上がって、前から、すぅーと音もなく近づいてきました。
彼女はとても美しく、繊細で。
それでいて、どこかうつろな瞳でわたしのことを見つめていました。
わたしの目の前まで来た柚姫は、首を前に突き出すように、ぬぬーっと、わたしに顔を近づけてきます。
その顔に浮かぶ表情は、やさしいけれど不気味な微笑み。
彼女はその顔を崩さないまま、細く白い腕を伸ばして、わたしに抱きついてきました。
彼女の何かが恐ろしくて、わたしは彼女から離れようとしますが、彼女から離れることはできません。
柚姫は最後、心からうれしそうな声で、わたしに向かって言いました。
「やっと会えてうれしい……」って。
彼女の声はまるで透きとおる柚子のようでした。
ただのホラーじゃんね
……もう、ただのホラー。ただのホラーですよ。
まぁ、こんな感じにですね。
なんかちょっと不気味な世界観だったりするんです。笑
なんでわたしがその女の子のこと「柚姫」って分かったのかも謎だし、最後の「やっと会えてうれしい……」の「やっと」とか意味不明すぎてこわいんですけど。
この奇妙さが、ちょっとでも伝わっていればうれしいです。笑
……よくそんな夢見られるね。
ちょっとこわかったりするけど、自動物語生成機だと思ったらお得かも!
まとめ
はい。ということで。
今日は、「柚子の間」の夢のお話でした。
本当は柚子の間の話は一例で、別の夢の話をしようと思っていたのですが、長くなりそうなので今日はここまでにしときます。
また気が向いた時に、お話します♪
今日はこわくない夢だといいな〜
……まぁ、夢は夢だからね。
最後までお読みくださってありがとうございました。
以上、卯月でした。