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【羽化エピソード⑥】ただ隣で見てるだけ。

こんばんは、卯月です。

 

セミの羽化エピソードも今日で第六回目

後半に差しかかってきました。

 

↓今までのお話

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昨日は辛いところだったけれど、まだセミ太郎の命は続いています。

これから続きのお話をします。

 

ここでおわるセミ太郎じゃないよ!

……それは初めから彼の瞳が語っていたんだ。

 

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前回までのあらすじ

セミの羽化する瞬間を見たいと思っていた卯月の目の前に現れた一匹のセミの幼虫「セミ太郎」

地上に出た時、彼はとても弱っていましたがなんとか羽化に成功。

 

しかし、これで飛び立てると思って見ていた矢先。

セミ太郎は抜け殻ごと高所から落下してしまいます。

 

まだ羽が伸びてもいないので、飛んでいくこともできません。

彼はこれからどうなるのでしょうか。。

 

まだ身体もやわらかいのに……

……動けるのは自分だけかい。

 

まだ生きてる!

わたしその時放心状態になっていました。

セミ太郎を応援していた間ずっと張りついて見ていたので、落下した瞬間も正面から見てしまって。

ショックでなにも考えられない状態。

 

だけどよく見ると、ひっくり返ってるセミ太郎の足は動いていました。

 

まだ生きてる!

でも、どうしたらいいんだろっ!?

 

あんまり頭が働いていなかったので、結果。

わざわざそこに家族を呼びつけるっていう。笑

 

いや、自分でなんとかできたらよかったけどむりで。

それで助けてもらいました。

 

その時のわたしにはそれしかできなくて

……それはまた事実でしかない。

 

ただ隣で見てるだけ

結局家族がセミ太郎を連れて、彼が掴まれそうな我が家の自転車のカゴまで連れて行ってくれました。

 

移動の間は家族の素手につかまっていたのですが。

その間も彼は本能的に上に上にと腕を登ろうとしていて、胸がじりじりしました。

 

でもそんな偉そうなこと言える立場ではないことはわかっています。

そう。わたしはただ隣で見てるだけ。

ほんとうの所、こわくてセミ太郎に触ることができませんでした。

 

それはあれですよ。

虫が気持ち悪くてむり的なのじゃなくて。

 

生の命に触れるってことが恐ろしくてしょうがなかったんです。

自分の手のひらに死にかけの命がかかってしまうという状況を受け入れる勇気がなかったんです。

 

わたし、ほんとに勇気がなかったな……

……ボクらまだ足を踏み出したばかりだから。

 

まとめ

はい。ということで。

今日は羽化エピソード⑥としてセミ太郎救出のお話でした。

 

もう自分が情けなくってしょうがないです。

あんなに応援しておきながら、いざ目の前にピンチが来たらなんにもできないって。。

なんて軟弱。度胸なさすぎ。もうやだ。

 

次回はそれについて思ったことを話します。

よかったらまた明日も。

 

わたし昔のことを思い出したの

……時に遥かな点が繋がる瞬間が訪れるんだ。

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

以上、卯月でした。 

 

 

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