卯月はここで考える。

夢は世界一。ひきこもりの変化の記録です。

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【羽化エピソード⑩】巡。

こんばんは、卯月です。

 

今日はセミ太郎の羽化エピソード第十回目。

いよいよ最終回です。

 

↓今までのお話

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最後に彼を通してわたしが感じたことをお話しして終えようと思います。

少し昔のことも話します。

 

じゃあ、話すね

……あぁ。

 

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前回までのあらすじ

セミの羽化する瞬間を見たいと思っていた卯月の目の前に現れた一匹のセミの幼虫「セミ太郎」。 

弱っていた彼はなんとかして羽化をするも、壁から落下してさらに力をなくしてしまいます。

 

そこからひとの手による助けもありなんとか自転車のカゴの中で成虫の姿に変わることができましたが。

彼は結局、飛び立つことなく一生を終えることとなりました。

 

みんなもよかったらセミ太郎のためにお祈りしてほしいな

……彼が無事に向こうに行けるようにと。

 

珍行動にも相応の理由が

セミ太郎がまだ壁を登れてもいない時、わたしは彼に向かって応援の言葉をずっと語りかけていました。

でも、ふつうそんな変なことしないと思うんですよね。

一般的に考えて土の上にひとりでずっと話しかけてるひとがいたら相当頭おかしいっていうか。(そこは自分でわかっとる笑)

 

卯月はとってもチキンな小心者なので、おかしいと思われることをしたくないって気持ちはふつうにあります。

だから、今回そんな行動をわざわざ取ったのにはちゃんとそれ相応の理由があるわけです。

 

……天秤に掛けてどちらが重いのか。

そう!わたしの中にいつもその秤はあるの!

 

途中で離れてしまった命を

これは何年か前のことなんですけど、わたしレッドビーシュリンプっていう小さなエビと一緒に暮らしていました。

「エビィ」って名付けてかわいがっていたのですが、ある時具合が悪くなって水槽の底に横たわってしまいました。

 

その時に最初、わたしは「大丈夫だよ」って言ってそばにいて。

言葉をかけるとエビィの気力がほんの少しずつ増えていくような感じで、だんだんと元気になっていくのが見てわかりました。

 

でも、わたしはそれで気を抜きました。

もうこの調子なら自分で元気になれるかなって思って、いったん別のやることをやるためにエビィのそばを離れました。

 

そしたら、わたしが言葉をかけるのをやめてしまったそのしばらくの間にエビィの命はもう消えていました。

そんなことがありました。

 

その時に言葉が命の力になるって知ったの

……言葉の中の波動が命に伝わるんだ。

 

きっとその経験があったから、セミ太郎にも言葉をかけようと思ったし何時間もそばにいようとしたんだと思います。

 

何が言いたいのかと言いますと。

すべてが巡ってるって思ったんです。

 

エビィがいたから、わたしはセミ太郎に言葉をかけ。

わたしが言葉をかけたから、セミ太郎は羽化できたのかもしれなくて。

セミ太郎が羽化できたから、今こうやって羽化のエピソードをお話ししていて。

わたしがお話ししたから、みなさまの何かが変わるということもあるかもしれなくて。

 

そこには命が生まれたり消えたり、それ以外も色々あるけれど、全体で見ればそれはとてもうつくしく巡っているんだなって。

結局、この世は真理に叶うことしか起こり得ない世界なんだなって。

 

セミ太郎という一つの命の力によって。

なんだかそれを、つくづくと感じたのでした。

 

巡るってぜーんぶそう!

……命はそれが分かり易い形をしている。

 

まとめ

はい。ということで。

今日は羽化エピソード⑩としてわたしの思ったこと、「巡」の話をさせていただきました。

 

セミ太郎の隣にいたのはたったの3時間くらいでしたが、わたしは彼から本当にたくさんのことを学びました。

ふだんは家にひきこもっているわたしがたまたま外出したタイミングで、見たいと思っていたセミの幼虫がいきなり現れるという。

とても不思議な巡り合わせだったと感じています。

 

彼がもうここに生きていないことはさみしいけれど、それでも言いたい。

 

ありがとう、セミ太郎。

 

最後はそんな感謝の気持ちで、全十回にわたる羽化エピソードの幕を閉じさせていただきます。

 

……ボクらも感謝の意でもって終わりにしよう。

セミ太郎ありがとう!!!

 

最後までお読みくださってありがとうございました。

以上、卯月でした。 

 

 

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